​天眞正自源流について

歴史
 天眞正自源流は、1508年に瀬戸口備前守政基によって創始されました。政基は新当流(現・香取神道流)を学び、その技法を基礎として諸流の奥義を極めたのち、薩摩に定着、自身の流派を確立するに及びました。
 近代において上野家が宗家となり、以来、神変自源流や上野新陰流などと並伝され、現在まで受け継がれております。
 現在は髙橋多聞先生が16世宗家として代表を務め、東京を中心に盛んに稽古が行われています。
特徴

 流派の特徴として、「神速」に至るための精密な動作が第一に挙げられます。天眞正自源流では、幸いなことに数多くの口伝が残っており、それらを忠実に履行することで、「神速」と呼ばれる速さに到達することを目指します。

 また、徒に速度に執着するわけではなく、長い歴史を物語る無数の技法が網羅されており、変幻自在の太刀筋を得意としております。

 戦国に端を発する流派であるため、中心となる居合と剣術のほか、槍や長刀も含んだ総合武術である点も注目に値すると思われます。

 

技について
 天眞正自源流は無数の複雑な形によって構成されています。本道場は同流派の支部も兼ねているため、神変自源流を補うように、そのなかから適宜取り入れていく予定です。
 また、技術が熟達した稽古者には宗家のもとへの推挙や、各支部との交流稽古も積極的に行っていく予定です。複数の指導者から自分にあった教えを得るのも武術の醍醐味です。